インフラエンジニアのフリーランス転向——常駐・リモート案件の実情と会社員からの手順
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この記事は、現役のインフラエンジニアの方、またはインフラ領域でフリーランスとして働くことを具体的に検討している会社員の方向けです。副業を探し始めたばかりの方や、まだ情報収集だけという段階の方には、この先の内容は少し早いかもしれません。「客先常駐が当たり前」というイメージのまま独立の一歩を先延ばしにしていないか、単価相場・常駐とリモートの実情・エージェントの選び方・会社員からの手順を、公表データと一次情報だけで整理します。読み終える頃には、自分が次に何を確かめればいいかが具体的になっているはずです。
インフラエンジニアのフリーランス単価は月76万~89万円程度が目安で、常駐一辺倒からリモート案件が広がりつつある段階です。
- CoreJobs調査では平均月89.0万円、bizdev-tech.jp調査では平均76~80万円前後(いずれも募集ベースで成約を保証する数字ではありません)
- CoreJobs掲載案件のフルリモート率は36%。「インフラ=必ず客先常駐」という前提は崩れつつあります
- 今日やることは、汎用エージェントとインフラ特化、両方の相場観を無料面談で確かめることだけです
自分の職種に絞った相場観を確かめるなら、インフラ案件特化のフリーランスエージェント「Lindaws」の無料登録・面談という選択肢があります。対象は現役のインフラエンジニア、またはインフラ領域でフリーランスとして働くことを具体的に検討している方に限られます。
インフラエンジニアのフリーランス単価相場
不安の正体は、数字にすると小さくなります。まず相場から見ていきます。
インフラ案件専門の検索サービスCoreJobsの掲載データ(2026年7月時点)では、公開案件240件の平均単価は月89.0万円、中央値は88万円です。89万円以上の高単価案件は全体の31%を占め、個別案件の値幅は月額61万~150万円、80万円台に案件が集中しています(出典: CoreJobs)。
一方、インフラ・ITフリーランス特化メディアのbizdev-tech.jpは、フリーランスインフラエンジニアの平均月単価を約76~80万円前後、想定年収900万円超と説明し、正社員インフラエンジニアの平均年収580~680万円台と比較して1.3~1.5倍以上の水準としています。経験年数別の目安は、運用・保守フェーズ(1~3年)で30~55万円、設計・構築フェーズ(3~5年)で60~80万円、クラウド・SREフェーズ(5年以上)で80~120万円以上と記載されています(出典: bizdev-tech.jp)。
2つの調査は数字にやや幅がありますが、どちらも「募集・掲載ベース」の単価であり、成約を保証する額ではありません。「インフラエンジニアはフリーランスで確実に稼げる」とは言い切れないため、月76万~89万円程度という幅で相場を捉え、自分の経験年数がどのフェーズに当たるかを照らし合わせるのが実際的です。単価が分かった後の手取りの実額はフリーランスの手取りシミュレーションで確認できます。
常駐前提はもう古い?リモート案件の実情
インフラエンジニアは、もともと「客先常駐が基本」というイメージが強い職種です。しかしCoreJobsの掲載データを見ると、フルリモートで完結する案件の比率は36%に上ります(出典: CoreJobs)。常駐案件が消えたわけではありませんが、「インフラ=必ず客先常駐」という前提は、少なくとも案件を選ぶ段階では崩れつつあります。
人材業界の他の調査でも、インフラエンジニアの常駐比率が年々下がりリモートが増える方向性はおおむね共通して示されています。ただし調査によって具体的な割合には幅があるため、単一の数字を鵜呑みにするより、CoreJobsのようなインフラ特化の一次データで、自分の希望条件に合う案件がどれだけあるかを実際に検索して確かめるのが確実です。
汎用エージェントとインフラ特化、何が違う?
フリーランスエンジニア向けのエージェントには、レバテックフリーランスやMidworks、ITプロパートナーズのように職種を問わず幅広い案件を扱う汎用型と、特定の職種に絞った特化型があります。汎用型は案件数の母数が大きく比較の起点として使いやすい一方、インフラという職種でどれだけ案件があるかは、面談を受けるまで見えにくいという面もあります。汎用型3社の単価・マージン・支払サイトの詳細な比較はフリーランスエンジニアのエージェント比較で整理しています。
Lindawsは、インフラ特化を明記しているエージェントです。同社の説明によれば、Linux・Windows・AWSを中心としたインフラ専門で、常駐・基本リモート・リモート併用の3パターンの案件があり、リモートワーク導入率は70%、常時1,000件以上の提案可能案件を保有するとしています。単価は平均75万円、実例として月65万~100万円の幅が示されています。これらはLindaws自身の公表値であり、第三者の調査データではありません。成約を保証する数字ではありませんが、インフラという職種軸で相場を確かめたい場合の選択肢にはなります。特化型エージェントも、無料登録・面談を受けたからといって案件を受ける義務はありません。
なお対象は、あくまで現役のインフラエンジニア、またはインフラ領域でのフリーランス転向を具体的に検討している会社員です。副業を探し始めたばかりの方や、まだ情報収集だけという段階の方には、先に案件を横断して検索できるフリーランスボードで相場観をつくるほうが向いています。
会社員からフリーランスへ、何から始めるか
独立の不安の多くは、情報が整理されていないことから来ます。会社員のうちにできる準備と、退職後に必要な手続きを分けて把握するだけで、動きやすくなります。
在職中にできる準備としては、副業での実績づくり、技術ブログでの発信、職務経歴書の更新、エージェントとの面談、個人開発、勉強会への参加などがあります。企業の副業容認率は64.3%(パーソル総合研究所・2025年)に達しており、会社に在籍したまま情報収集や面談を進めること自体は珍しくありません(出典: sogyotecho.jp、パーソル総合研究所)。
退職については、法律上は2週間前の意思表示で足りますが、就業規則に従って1.5~2か月前に伝えるのが一般的です。ローンやクレジットカードの新規契約は、社会的信用の観点から退職前に済ませておくことが推奨されています(出典: sogyotecho.jp)。
退職後は、国民健康保険・国民年金への切り替えを退職から14日以内に市区町村窓口で行い、税務署へ開業届を提出します。青色申告を選ぶ場合は、同時に青色申告承認申請書を出します(出典: sogyotecho.jp)。ここでの保険料・税金の実額は本記事では扱わず、フリーランスの手取りシミュレーションで具体的な数字を確認してください。
よくある質問
インフラエンジニアのフリーランス単価相場はいくらですか?
調査により幅がありますが、月76万~89万円程度が目安です。CoreJobsの掲載データでは平均89.0万円・中央値88万円、bizdev-tech.jpでは平均76~80万円前後としています。いずれも募集ベースの数字で、成約を保証するものではありません。
インフラエンジニアの案件はリモートで働けますか?
案件検索サービスCoreJobsの掲載データ(2026年7月時点)では、フルリモート案件の比率は36%です。常駐が中心という前提は変わりつつありますが、案件によって条件は異なるため、希望条件に合う案件がどれだけあるかは実際に検索・面談で確かめる必要があります。
会社員のまま特化型エージェントに登録してもいいですか?
構いません。企業の副業容認率は64.3%と過去最高です(パーソル総合研究所・2025年)。無料登録・面談を受けても案件を受ける義務はなく、自分の職種でどれだけ案件があるかを確かめる材料として使えます。ただし対象は現役のインフラエンジニア、またはフリーランス転向を具体的に検討している会社員に限られます。
次の一手
インフラエンジニアとしてフリーランスを検討することは、いまの案件やスキルを軽く見ることではありません。むしろ、自分の市場価値を数字で確かめる作業です。今日、辞めるかどうかを決める必要はありません。決めるのは「何から確かめるか」だけです。
今日やることは1つに絞れます。CoreJobsやbizdev-tech.jpの単価データを自分の経験年数と照らし合わせ、インフラ特化のインフラ案件特化のフリーランスエージェント「Lindaws」で無料登録・面談を受けて、実際の提案単価を確かめてください。単価が見えたら次は手取りの実額をフリーランスの手取りシミュレーションで、汎用エージェントとの違いはフリーランスエンジニアのエージェント比較で、それぞれ確認できます。
参考資料
- インフラ案件の公開案件数・平均単価89.0万円・中央値88万円・フルリモート率36%(CoreJobs、2026年7月時点掲載データ): https://www.core-jobs.com/positions/infra/
- フリーランスインフラエンジニアの平均月単価76~80万円前後・経験年数別の単価目安(bizdev-tech.jp、2026年版): https://bizdev-tech.jp/infrastructureengineer-free-lance/
- Lindaws(インフラ特化フリーランスエージェント)のサービス内容・単価: https://lindaws.enzian.co.jp
- 会社員からフリーランスになるための退職前準備・退職後の手続き(sogyotecho.jp): https://sogyotecho.jp/kaishain-freelance/
- 正社員の副業実施率11.0%・企業の副業容認率64.3%(パーソル総合研究所・2025年): https://rc.persol-group.co.jp/news/release-20251028-1000-1/


