結婚相談所の費用はいくら?初期費用・月会費・成婚料の総額相場を大手で比較

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結婚相談所の料金ページを開いて、そっと閉じた経験はないでしょうか。入会金、初期費用、月会費、成婚料。言葉は並んでいるのに、「結局、私はいくら払うことになるのか」が最後まで分かりません。その不安の正体は、金額の大きさそのものではなく、総額が見えないことです。この記事では、料金の構造を4つの層に分解し、各社の公式サイトで確認できた数字だけを使って、総額の見え方を整理します。

費用が怖いのは「総額が見えない」から。この記事で全部見える化します

「大きなお金を払って、成果がゼロだったらどうしよう」。相談所を検討する多くの方が、この一点で立ち止まります。その感覚は正常です。むしろ、総額も返金の条件も分からないまま契約するほうがよほど危険です。

そこでこの記事は、順番を決めて進めます。まず料金の構造を知る。次に、公式サイトで確認できた確定額を並べる。最後に、途中でやめたときにいくら戻るかという法律上のルールを押さえる。ここまで見えれば、「怖いから考えない」から「数字を見て決める」に切り替えられます。

料金の4層構造: 入会金・初期費用・月会費・成婚料(+お見合い料)

結婚相談所の料金は、おおむね次の4〜5層でできています(出典: IBJ公式メディア)。

  • 入会金(登録料): 入会時に一度だけ支払う費用。会員登録やシステム利用の開始にかかります
  • 初期費用(活動サポート費): プロフィール作成や活動プランの設計など、活動の立ち上げにかかる費用。入会金とまとめて表示する社もあります
  • 月会費: 在籍中、毎月かかる費用。紹介やサポートの内容によって幅があります
  • 成婚料: 成婚して退会するときに支払う成果報酬。0円の社と、20万円台の社があります
  • お見合い料: お見合い1回ごとに費用がかかる社と、かからない社があります

つまり総額は「入会時の費用+月会費×活動した月数+成婚料」で決まります。どれか1つの安さだけを見ても総額は分からない、というのが最初に押さえるべき点です。

大手各社の公式料金で総額を試算する

2026年7月時点で、各社の公式サイトから確認できた料金は次のとおりです(税込)。なお、月会費は各社ともプランによる幅が大きく、改定も頻繁なため、この記事では確定額の記載を控えます。最終確認は必ず公式の資料で行ってください。

相談所 入会時の費用 月会費 成婚料
ツヴァイ 入会金118,800円(ご紹介プラン)/129,800円(ご紹介+IBJプラン) プランにより異なる(公式資料で要確認) ツヴァイ会員同士の成婚は0円。IBJ会員との成婚時のみ220,000円
オーネット 入会金30,000円を含む初期費用制 プランにより異なる(公式資料で要確認) オーネット会員同士の成婚は0円。IBJ会員との成婚時のみ発生
IBJメンバーズ 登録料+活動サポート費の構成(金額は公式資料で要確認) プランにより異なる(公式資料で要確認) 全プランで成婚料の設定あり(金額は公式資料で要確認)

総額の目安としては、大手で1年活動した場合、成婚の有無やプランによっておおむね20万〜80万円の幅に収まります(各社公式料金と比較データをもとにした編集部整理)。「1年」という期間設定は感覚ではなく、IBJの「成婚白書 2024年度版」で成婚者の在籍日数の中央値が約9ヶ月(IBJ会員のデータ)とされていることを根拠にしています。ダラダラと何年も払い続ける前提で見積もる必要はありません。

正確な総額は、公式の資料を取り寄せてご自身のプランで計算するのが確実です。

安い相談所と高い相談所は何が違うのか

料金の差は、多くの場合「サポートの形」の差です。優劣ではなく、成果報酬の置き方と人の関わり方が違います。

ひとつは成婚料の置き方です。上の表のとおり、ツヴァイやオーネットは自社会員同士の成婚なら成婚料0円で、IBJ連盟の会員と成婚したときにだけ成婚料が発生する設計です。成婚料がある社は、成婚というゴールに報酬を置いている、つまり「決まったときに払う」型だと整理できます。

もうひとつは、出会える相手の範囲と紹介・サポートの厚みです。ツヴァイの「ご紹介プラン」と「ご紹介+IBJプラン」で入会金が約1万円違うように、自社会員の中で活動するか、連盟のネットワークまで広げるかで費用は変わります。安いプランが損なのではなく、「どこまでの範囲と支援を買うか」の選択です。ご自身が求めるのは相手の母数か、伴走の手厚さか。ここが決まると、料金表の見え方が一気に変わります。

途中でやめた場合・成婚しなかった場合にいくら戻るか

「払ったら最後、やめられないのでは」という不安には、法律が答えを用意しています。結婚相手紹介サービスは特定商取引法の「特定継続的役務提供」にあたり(契約期間2ヶ月超・金額5万円超が対象)、次のルールが適用されます(出典: 消費者庁 特定商取引法ガイド)。

  • 契約書面を受け取った日から8日間は、クーリングオフで無条件に解約できます
  • クーリングオフ期間を過ぎても、理由を問わず、いつでも中途解約できます
  • 中途解約時に事業者が請求できる金額には法律上の上限があります。サービス開始前なら3万円まで。開始後なら、すでに提供されたサービスの対価に加えて「2万円または契約残額の20%のいずれか低い額」までです

これは法律上の上限であり、契約によってはこれより消費者に有利な規定もあります。大事なのは、結婚相談所は「入ったら抜けられない契約」ではない、という事実です。合わなければ途中でやめられて、残りの期間分は原則戻る。この前提があるだけで、最初の一歩の重さはかなり変わるはずです。

総額を正確に知る最短ルートは、資料をまとめて取り寄せて並べること

ここまでで構造と確定額、やめるときのルールは見えました。ただ、最後のピースである月会費やプランの詳細、時期ごとの割引は、公式サイトだけでは分からないことが多く、資料にしか載っていない情報もあります。

だからこそ、総額を確定させる最短ルートは、候補の資料をまとめて取り寄せて、同じ表の上に並べることです。1社ずつ店舗に話を聞きに行く必要はありません。資料請求は自宅で完結し、対面も不要です。「入会時の費用・月会費×12・成婚料」の3項目だけ書き出して並べれば、あなたにとっての総額はその日のうちに見えます。

次の一手

費用で立ち止まっていたことを、後ろめたく思う必要はありません。総額の見えないものに即決しないのは、慎重さであって臆病さではありません。むしろ、ここまで読んで料金の構造を把握したあなたは、もう「怖いから見ない」段階を抜けています。

今日やることは入会の決断ではなく、材料集めだけで十分です。気になる2〜3社の資料を取り寄せて、届いたら「入会時の費用・月会費・成婚料」の3行だけメモに書き出す。ここまでで一区切りです。そして、資料が届いたら比較する日をカレンダーに入れておく。決めるのはその日で構いません。いつ決めるかだけ、今日決めておきましょう。

そもそも相談所とアプリのどちらが自分に合うのか迷っている方は「婚活アプリと結婚相談所はどっちがいい?35歳からの使い分けを費用と数字で整理」を、40代からの進め方を知りたい方は「40代の婚活は手遅れではない。年代別の婚姻データと、いま選べる現実的な進め方」をあわせてご覧ください。

参考資料