結婚相談所の開業はどの連盟に加盟する?費用と回収ラインの比較

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IBJの資料請求まで進んだところで、「本当にこの連盟でいいのか」と手が止まっていないでしょうか。結婚相談所を開業したい人の多くは、加盟金の高さそのものより「連盟によって金額も条件もばらばらで比べ方が分からない」ことに立ち止まっています。この記事では、IBJ・JBA・NNR・TMSの4連盟を横並びで比較し、費用の違いが何につながるのかを整理します。

この記事の結論

結婚相談所の連盟は加盟金66万円〜400万円超まで幅があり、金額だけでなく会員ネットワークの規模とサポート体制の違いで選ぶことになります。

  • 加盟金はNNR66万円、TMSは二次情報で75万〜85万円程度、JBA110万円、IBJ個人200万円/法人400万円(いずれも税抜・執筆時点)と連盟ごとに差があります
  • 成約時の上納金にあたるロイヤリティは、4連盟とも0円という点で共通しています
  • 今日やることは、自分が用意できる開業資金の上限を紙に書き出すことだけです

加盟金の違いは、会員ネットワークの規模やサポート体制の違いと表裏一体です。国内最大級の会員ネットワークを条件も含めて具体的に確かめたい人は、副業でもOK!【IBJ】から資料請求で確認できます。

4つの主要連盟の加盟金・月会費一覧

結論から言うと、加盟金と月額費用は連盟ごとに構造そのものが違います。以下は2026年8月時点で各連盟の公式サイトから確認できた数字です。

IBJ JBA NNR TMS
加盟金 個人200万円/法人400万円(税抜) 通常110万円 66万円(税抜) 公式非公開。二次情報で75万〜85万円程度が目安
月額費用 基本15,000円+カウンセラー1名3,800円(1名なら計18,800円)+会員活動費750円/会員 会員300名までは0円、301名以上は100名ごとに+11,000円 8,800円(税抜)の定額 12,000円(税別)の定額
ロイヤリティ 0円 0円 0円 0円
会員数規模 登録会員数約109,712名(2026年6月末時点・二次情報) JBAグループ総会員数約7万名、提携込みで10万名近く NNRデータベース登録75,000名以上(外部連携でさらに拡大) SCRUM登録68,406名(うちTMS会員47,183名)

会員数は連盟ごとに集計時点・自社会員のみか提携先込みかが異なり、単純比較はできません。表の数字はあくまで「規模感の目安」として見てください。

IBJ(日本結婚相談所連盟)——業界最大手のネットワークと初期費用

IBJは加盟金が個人契約プラン200万円、法人契約プラン400万円(いずれも税抜)と、4連盟の中でもっとも高い水準です。その分、加盟金には立ち上げ支援研修6ヶ月分が含まれ、成約時のロイヤリティは0円です。月額費用はIBJネットワーク月会費が基本15,000円にカウンセラー1名あたり3,800円が加算される構造で、カウンセラー1名なら月18,800円、そのほか会員活動費が1名あたり750円かかります。運営会社は東証プライム上場企業で、登録会員数は約109,712名(2026年6月末時点の二次情報)という国内最大級のネットワークが最大の特徴です。加盟金の内訳や分割払いの詳しい条件は、結婚相談所の開業は副業でできる?IBJ加盟の初期費用と始め方で個別に整理しています。

JBA・NNR・TMS——中価格帯の連盟の特徴

IBJより初期費用を抑えたい場合、中価格帯の3連盟にはそれぞれ違う特徴があります。JBAは加盟金が通常110万円で、月額のシステム利用料は在籍会員数300名までは0円、301名以上になって初めて100名ごとに11,000円が加算される仕組みです。開業前基礎研修(4日間)も無料で、開業直後の会員数が少ない期間はランニングコストを抑えやすい設計になっています。

NNRは加盟金66万円(税抜)と4連盟の中でもっとも初期費用が低い水準です。月会費は8,800円の定額で、入会時の会員登録料880円のほかはロイヤリティも研修費も無料と案内されています。NNRデータベースには75,000名以上が登録されており、外部連携システムを使えばさらに広い会員層にアクセスできるとされています。

TMSは月額固定費が12,000円(税別)の定額で、ロイヤリティ・保証金は0円です。ただし加盟時の一時金にあたる「加盟金」の具体的な金額は公式サイト上では確認できず、二次情報では75万〜85万円程度という目安が複数見られます。会員数はSCRUM登録68,406名(うちTMS会員47,183名)、CONNECT-ship有効会員14,797名、加盟店1,422店以上(2026年7月時点)となっています。

サポート内容の違い——ロイヤリティ0円は共通、構造が違うのは研修と月額費用

4連盟に共通しているのは、成約時のロイヤリティが0円という点です。ただし月額費用の構造は連盟ごとに異なります。IBJはカウンセラー数と会員活動費に応じた従量制、JBAも会員300名を超えると段階的に加算される従量制ですが、NNRとTMSは会員数に関わらず定額です。どちらが有利かは加盟後にどれだけ会員数を増やすかで変わります。

研修にも差があります。IBJは加盟金に立ち上げ支援研修6ヶ月分が含まれ、JBAは開業前基礎研修(4日間・無料・月次開催)を用意。NNRも基礎研修会やスタートアップセミナーを研修費無料で提供すると案内しています。TMSは研修・サポートを「0円」と表記するのみで、内容の詳細は確認できませんでした。

開業に資格・許認可は必要か

結婚相談所の開業自体に、許認可や届出、資格の義務付けはありません。中小企業基盤整備機構の起業ガイド「J-Net21」がそう整理しています。ただし、契約期間が2ヶ月を超え、金額が5万円を超える契約は特定商取引法の「特定継続的役務提供」に該当し、個人情報保護法の適用も受けます。会員の個人情報を預かる事業である以上、この2点は連盟の種類に関わらず必ず押さえておく必要があります。仲人士や婚活カウンセラーなどの民間資格は取得が必須ではありませんが、対外的な信頼性の材料として持っておくことを勧める解説記事は複数あります。

連盟に加盟せず開業する場合との違い

連盟に加盟しなくても、開業自体に許認可や資格は不要という点は同じです。ただし無所属で開業すると、連盟が持つ「加盟店間の会員紹介ネットワーク」に参加できず、自社で集めた会員同士でしかマッチングできない構造になります。各連盟が「会員数◯万名にアクセスできる」ことをメリットとして訴求しているのは、この裏返しです。無所属開業の集客成功率・成婚率を示す公的統計は見つかっておらず、「無所属=不利」と言い切れる根拠はありませんが、会員紹介ネットワークという仕組みそのものを持たない選択になる点は理解しておく必要があります。

回収ラインの考え方

連盟選びで見落とされがちなのが、初期費用の総額差がそのまま必要な成約数の差につながる、という構造です。加盟金だけでもNNRの66万円からIBJ個人プランの200万円まで3倍以上の開きがあり、月額固定費もIBJ約18,800円〜、JBA0円(会員300名まで)、NNR8,800円、TMS12,000円とそれぞれ違います。加盟金が高い連盟ほど、そのぶん多くの成約や会員獲得をこなさなければ投資を回収できない計算になります。

参考として、IBJ公式サイトは会員向けサービス料金の設定例(入会金3万円・活動サポート費7万円・月会費1万円・お見合い料5,000円・成婚料20万円)を示し、「個人での開業であれば会員5〜6名で投資回収が可能」という記載もしています。ただしこれは加盟を募る側が示す販促表現であり、収入を保証するものではありません。「◯ヶ月で回収できる」と断定できる公的な統計はなく、回収ラインは連盟ごとの初期費用の水準と、自分がどれだけの会員を集められるかの前提によって変わる、と捉えておくのが実態に近い整理です。加盟金を工面する段階では、個人事業主の節税「小規模企業共済」のような制度も合わせて確認しておくと、資金計画が立てやすくなります。

よくある質問

結婚相談所の開業に資格は必要ですか?

必要ありません。中小機構のJ-Net21によれば、結婚相談所の開業に許認可や届出、資格の義務付けはないと整理されています。ただし契約期間2ヶ月超・金額5万円超の契約は特定商取引法の特定継続的役務提供に該当し、個人情報保護法の適用も受けます。

連盟に加盟しないで開業することはできますか?

できます。開業自体に許認可や資格は不要です。ただし連盟が持つ加盟店間の会員紹介ネットワークには参加できず、自社で集めた会員同士でしかマッチングできない構造になります。集客成功率を示す公的な統計は見つかっていません。

結婚相談所の連盟はIBJ以外にどんな選択肢がありますか?

JBA(日本結婚相談協会・加盟金通常110万円)、NNR(日本仲人連盟・加盟金66万円)、TMS(月額固定費12,000円・加盟金は二次情報で75万〜85万円程度)などがあります。加盟金や会員数の規模が連盟ごとに違うため、比較検討の対象になります。

次の一手

連盟によって加盟金が数十万円から数百万円まで違うのは、それだけ会員ネットワークの規模やサポート体制の作りが違うからです。どれが正解かは開業資金や目指す規模によって変わるため、今日この場でどの連盟にするかまで決める必要はありません。

今日やることは2つだけです。自分が用意できる開業資金の上限を紙に書き出すこと。そして気になった連盟の資料請求から、条件の詳細を確かめることです。国内最大級のネットワークから条件を確かめるなら、副業でもOK!【IBJ】から始められます。開業のお金の管理全般については個人事業主の請求書の書き方と入金管理も合わせて確認しておくと、開業後の実務がスムーズになります。連盟の加盟金・ロイヤリティの仕組みをフランチャイズと比較しておきたい人はFC加盟で独立する前に確かめることも参考になります。独立・副業の他の選択肢を確かめたい人は副業・独立の記事一覧もあわせてご覧ください。

参考資料

各連盟の加盟金・月会費・会員数は2026年8月時点で確認できた公式サイトの記載に基づきます。改定される場合があるため、加盟を検討する際は必ず各連盟の公式サイトで最新の条件をご確認ください。